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めだか通信 本の紹介

めだか通信

S59創刊以来、毎月1回めだかの様子を伝えていきます。
このホームページでもめだか通信に掲載されている内容を
それぞれの活動の報告として載せています。

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・・・2012年めだかすとりぃむは・・・
  謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年も社会福祉法人めだかすとりぃむは、多くの方々のご支援・ご協力を得ながら施設運営並びに各事業に取り組むことができました。心から感謝申し上げます。
  昨年3月11日の東日本大震災以後の様々な混乱のなかで、まず、防災に対応した安全な施設運営を目指す必要を強く感じ、避難訓練、家族との連絡、夜間の引き渡し訓練等、実際に何度も実施をいたしました。当事者の意識、職員の意識を高めていく努力を今後も重ねていきます。
  震災後の混乱期には多くの方々がパンを求めて来られました。皆様の希望にこたえて販売を続け、大変喜ばれました。厳しい状況の中でもお客様が喜ぶ良い商品を作ろうという各部門の淡々としたまじめな取り組みは、メンバーも職員も成長させてくれました。これもひとえにめだかを支えて下さる多くの皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。
  さて、平成24年は、次のような様々な課題を解決しなければなりません。
  世界的な経済不況の中、政治の面では、税と社会保障の一体化論争の中で、消費税の導入や年金制度の改定などが課題になってきています。そして、自立支援法に代って総合福祉法の制定が予想されています。その中で、施設の運営を支える支援費の改定や、職員の待遇を改定する処遇改善手当等不透明な状況です。また、新会計基準に対応した施設会計を行う用意や総合福祉法に対応した施設経営を進めなければならない年になりました。
  また、地域の中で暮らしたいという思いから始まったさくら館(ケアホーム)の歩みの中から、次の新しいグループホームへの強いニーズを受けて、施設整備の申請を県に提出いたしました。この申請が認可されることを願っています。
  一方、川口銀座商店街すいーつばたけのお店の入っているビルが耐震補強工事を行うため、1月末から7月まで閉鎖されることになりました。このお店があることによって、障がいのあるメンバーが川口の街に慣れ、銀座商店街の方たちの支えでお店での買い物や食事を一人でできるようになりました。お店が休業となる半年間の取り組みも大きな課題になっています。
  そして、一昨年の7月から始まった「めだかのいっぽ」児童デイ・サービスのめだからしい取り組みが評価された結果、多くの乳幼児の養育の場と若いお母さん方の相談の場としての活用が始まりました。「めだかのいっぽ」を卒園して保育園・幼稚園に入園する幼児の支え、めだかと繋がっていたいという若いお母さんの思いを出来る限り大切にして、ニーズに応える努力をしていきます。
  このように、様々な課題や取り組みが山積していますが、前を向いて一歩いっぽ歩んでいきたいと思います。途切れることのない継続した運営が必要不可欠であることからも、次世代を担う人材の育成には更に力を入れて取り組んでいきます。メンバーや職員、そして保護者の方々が明るく目を輝かせる施設・事業運営に努力したいと思います。おかげさまで、今年の春にはめだかふぁみりぃが安行の地で活動を始めて30年目、社会福祉法人めだかすとりぃむは10年目を迎えることになります。この1年間を周年の年として、6月15日に実施予定の記念の集い(リリア音楽ホール)や様々な取り組みを予定しています。この周年を通して、めだかの取り組みを更にご理解いただけるよう努力すること、ここまでめだかを育てていただいた地域の方々に対する感謝の気持ちを表す年にしたいと思います。
  皆様方の一層のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
2012年 元旦  社会福祉法人めだかすとりぃむ 理事長 臼井 宏爾
所 長 山下 敏夫

・・・2012年めだかふぁみりぃは・・・
  新年あけましておめでとうございます。
  昨年は3月の大地震・原発事故などで東北地方を中心に大きな災害に見舞われてしまいました。被災された方たちには改めて心よりお見舞いを申し上げます。
  私たちはまず、障がいのある子どもたちや家族のことが気になり、(社福)めだかすとりぃむと連携しておもちゃの図書館全国連絡会の支援活動に参加・協力する形で募金活動や支援活動をはじめました。
  顔の見える繋がりの中で、確かに、早く支援を届けたいと思い、直接何度か現地に伺いました。本当の復興はこれからで、容易なことではないと思いますが、私たちに出来る応援を続けていきたいと思います。今後もめだか通信を通してその様子をお伝えしていきますので引き続きご協力をお願いいたします。
 様々なイベントが自粛ムードで中止される中、「こんな時だからこそ」と行った3月末のコミュニティー桜コンサートには例年以上に多くの地域の方たちが来てくださりバイオリンとピアノの音色に癒されました。7月のボランティア交流会では懐かしいOBを含めて総勢120名の人たちがそれぞれにめだかへの思いを持って集まってくれました。
  めだかふぁみりぃの活動はボランティアの参加なくしては成り立ちません。障がいのある人たちが街の中で一緒に生きていきたいと願って、様々な形で社会参加しようとする時、家族や施設職員だけでなく、学生や一般市民の方々の参加が大きな力となっていきます。 昨年の総会での記念講演は十文字学園女子大学の佐藤陽先生に「障がいのある人の社会参加」「ボランティア」「地域福祉」などをキーワードにお話しいただきました。佐藤先生のゼミでは「僕らはこの街で暮らしたい」(めだかふぁみりぃ著・ぶどう社)がテキストに使われていることから、90分の授業を使って山下朋和がめだかふぁみりぃの話をさせていただく機会がありました。興味を持ってくれた学生が何人も実際の活動に参加してくれたことは今後に繋がる成果として喜んでいます。 今年は一度でも参加されたボランティアさんに継続して関わってもらうための努力が必要になると思っています。研修や交流など、ますます大切になっていく担当者とのコミュニケーションを軸に支援していきます。
  小さなスポーツクラブから始まっためだかふぁみりぃの活動が、今年は30年目を迎えます。 「障がいのある子もない子も、地域の中で触れ合いながら共に育ち、大人になっても共に豊かに生きていきたい」という思いを改めて胸に刻み、来春までの一年を30周年として一つ一つの活動に取り組んでいきます。6月15日にリリア音楽ホールで行われる(仮称)「めだかふぁみりぃ活動30年記念の集い」には大勢の方たちに来ていただけるよう、楽しく、あたたかい集いの実現に取り組んでいきます。
  私たちが活動を始めた30年前と今とでは、「障害福祉」という枠の中での制度やサービスは比較にならないほど多種多様に整備されてきました。福祉サービスを繋ぎ合わせていけば、地域で子どもを育てることも、地域で働き暮らすことも実現可能になってきたと思います。けれども我が子に障がいがあるのではないかと気づいた若い親たちのショックや不安は30年前も今も少しも変わりません。障がい児である前に先ずひとりの子ども、障がい者である前に先ず一人の人間であることに寄り添い関わることは、専門家やプロでなくても出来ることがたくさんあります。そんな人たちの優しいまなざしや声かけ、楽しい経験が本人や家族に力を与え、街を豊かにしていくのだと信じています。
  本年もどうぞ宜しくお願い致します。
2012年 元旦  NPO法人めだかふぁみりぃ 山下 佳子
All Right Reserve めだかすとりぃむ&めだかふぁみりぃ