Top すぃーつばたけ お店 ささえる 求人 つながる つたえる・つたわる Mail
めだか通信 本の紹介
めだかふぁみりぃの本完成 本の表紙
「ぼくらはこの街で暮らしたい」
〜ハンディがあってもなくても一緒に〜
本体価格1600円A5判160ページ
 本の紹介の意味も込めて、ここでは各章のあらすじを紹介いたします。
 「もっと詳しいことが知りたい」と思った方、是非本を買ってください。
プロローグ  この街が私たちをはぐぐんでくれた
私たちめだかふぁみりぃは「ハンディがあってもなくても一緒に生きよう」をスローガンに活動している障害者とボランティアとの団体です。めだかふぁみりぃは17年前から埼玉県の川口の街で活動をしてきました。その街、街の人達、商店街の様子をここで紹介しています。
1章 地域でふつうの子育てがしたい!
めだかふぁみりぃの代表、山下家の子育ての様子を書いています。純平君が生まれてから中学校にはいるまで、「ふつうの子育て」をするための並ならぬエピソード。純平君を受け入れてくれた同級生や先生方。それらの様子を紹介しています。
2章 みんなで楽しいことをいっぱいしよう!
めだかふぁみりぃでは障害を持つ人達の成長にあわせて、色々な活動を行ってきました。スポーツクラブ・おもちゃ図書館・カルチャースクール・青年の広場、etc。それぞれの活動の様子をこの章で紹介します。
3章 手作りクッキー工場は大忙し
障害のある人達が成長していく上で避けては通れない「就労」の問題。めだかふぁみりぃでは、作業所として手作りクッキー「すいーつばたけ」を開設しました。なぜ自分達で作業所をつくったのか、なぜクッキー屋なのか、その様子は、これらのことを3章で紹介しています。
4章 お店はにぎやか商店街の中
作業所開設、さらに「夢」は広がっていきます。「街のなかに、お店が欲しい。クッキーを売る店としてだけでなく、街の中の出会いの場、ホッとできる場、そんな多目的に使える場が欲しい。」この夢をかなえる為努力しためだかの人達と、手助けしてくださった街の方々。その様子を紹介します。
5章 誰もが地域の暮らしの支え手に
障害のある人達が、地域の中で一人の市民としての自立した生活を支えていくための「地域生活支援事業」として、めだかふぁみりぃでは「MICS事業」を始めました。障害のある人たちを専門の職員だけではなく、地域のふつうの人達がいつでも支え手として参加できる「MICS事業」。この事業について紹介しています。
エピローグ 将来へ、みんなの夢はふくらむ
将来の為、障害のある人達が、親亡き後も生き生きと街の人達と一緒に送っていける為、社会福祉法人化を目指して現在頑張っています。みんなの夢、法人化への頑張り、これからのことを書いています。

法人設立から自立支援法まで 本のその後…

 この本は社会福祉法人を作るために「どこかに土地を提供してくれる良い地主さんはいませんか?」というところで終わっています。
 その声が聞こえたのか、その後まもなく“めだかふぁみりぃ”の地元・川口安行に400坪の土地を貸してくださる地主さんが現れて、法人の設立と共にすてきな施設ができました。
 夢が実現し施設の運営も少しずつ落ちついてきた矢先、障害者自立支援法の成立・施行と共に大きな波が押しよせてきています。「障害者も働ける社会に!!」という方向は正しいと思いますが、一人一人の顔を思い浮かべるとき、実際には課題山積です。
 私たちは、障害のある人が街の中で働き、たのしみ、暮らしていくことをしっかり支え続けていきたいと尚更強く思います。一人一人に寄り添いながら…
 法律や制度や経営も大事だけれども、何より夢を大事に持ちつづけ、とりくんできた“めだかふぁみりぃ”、“すぃーつばたけ”は夢の実現のためには、たくさんの発想の転換が迫られるとしても、やっぱり、その夢を中心に据えていきたいと思います。

All Right Reserve めだかすとりぃむ&めだかふぁみりぃ